きょう、カーラジオから、清水宏保さん(スピードスケートで日本人初の金メダルに輝く。1998年長野オリンピック)のインタビューが聞こえてきました。
「氷の表面温度がマイナス10度の時はアスファルトの上を歩いているような感覚ですが、マイナス2度まで上がると芝生の上を歩いているような感覚に変わります」など、興味深い話が次々に聞こえてきました。『やはり、その道を極めた(きわめた)人の話は違うなあ』と思いました。
ふと、『議員の道』を極めるって何だろう、という思いが浮かんできました。
議員にとって必要な3要素は考えたことがあります。わたしにとっては、やさしさ、知識、判断力です。やさしさは、ありがとうの言葉を沢山言うことで培う(つちかう)ことが出来ると思っています。知識は、好奇心を失わないことで蓄積していけると思っています。判断力は、一生懸命経験を積むことで、その場その場にあった判断が出来るようになると思っています。それぞれ、極めたと思える地点に達することは、自己満足の範囲であれば可能だと思っています。
『議員の道』を極めるとは何か、今まで考えたことがなかったテーマです。総理大臣になることではないと思います。何になるか、地位や名誉ではなく、何をしたかだと思います。何をするかは、議員にとって尽きることはありません。・・・
『議員の道を極めることはない』が、今のところ、わたしの結論となりました。
(としひさ)