お知らせ
ごあいさつ
皆様、こんにちは。
大分市議会議員の仲道としひさです。
こころ豊かに暮らせるまち 夢あふれる 明るい大分をめざし、平成9年の初当選以来、7期28年目、これからも皆様の声を大切に活動してまいります。
皆様の声をお聞かせください。
プロフィール
1959年(昭和34年) 5月30日 大分市竹中にて生まれる
1966年(昭和41年) 猪野幼稚園卒園
1972年(昭和47年) 大分市立明治小学校卒業
1975年(昭和50年) 大分大学附属中学校卒業
1978年(昭和53年) 大分県立上野丘高等学校卒業
1982年(昭和57年) 青山学院大学経済学部卒業
1982年(昭和57年) 都内会計事務所へ就職
1988年(昭和63年) 大分市へUターン
市内公認会計士事務所へ就職
1992年(平成4年) 志村生コンクリート株式会社へ転職
1997年(平成9年) 2月 大分市議会議員選挙 初当選
(現在7期目)
議員としてのキャリア
大分市議会議長当時、多くの役職を兼務
大分市議会議長
(H21.3.10 ~H23.3.7)
都道府県庁所在都市議長会 会長
(H21.3.10~H21.11.9)
全国高速自動車道市議会議長会 会長
(H21.3.10~H22.2.23)
九州市議会議長会 会長
(H21.4.23~H22.4.22)
全国市議会議長会 理事
(H21.5.27~H22.5.26)
全国中核都市議長会 会長
(H22.4.13~H23.3.7)
※他の市議会を見ても、これほど多くの、大きな役職を兼務した議員はほかにいないと思います。
培った人間関係はいまでも財産として残り、議員としての力になっています。
議会内での役職
議会活性化推進会議 会長 4回
議会運営委員会 委員長 2回
議会広報委員会 委員長 2回
総務常任委員会 委員長 1回
建設常任委員会 委員長 2回
大分市同和対策協議会 会長 2回
なぜ議員を志したか
私には3人の子どもがいます。すでに3人とも成人していますが、まだ子育て真っ最中のころ、子どもやその友達のいろいろな悩みに関わりました。
また保護者の方からの相談もありました。
直接、話を聴き続けることで解決することもありましたが、子を持つ親として抱える様々な悩みには、教育界全体に係ることや、行政のサポートが不可欠なことがたくさんありました。
議員であれば、大分市に住むすべての子どもたちの為に『大分市』を変えることができるのではないかと思いました。
「すべての子どもたちの笑顔を守りたい」「すべての子どもの家族が、安心して子育て出来るまちにしたい」という思いから決心した議員の道ですが、今は「誰一人として取り残さないまち」「すべての人の笑顔が輝くまち」を目指して取り組んでいます。
政治信条
議員はひとりひとりの生の声を
聴かなければならない
議員は役に立たなければ意味がない
議員・議会の役割(機能)について
議員・議会の役割(機能)は3つあります。
①行政監視機能
市政運営が適正に行われているか常にチェックをする役割です。
②民意吸収・反映機能
市民の皆様の要望等を伺い、市政運営に反映させる役割です。
③政策立案機能
議員の目で行政の施策を多角的にみて、政策を立案・提言する役割です。
3つの機能の核となるのは、皆様の声です。
日常的には議員一人一人が皆様の声を聴く。
議会としては市民意見交換会や若者との意見交換会、パブリックコメント等を通じてご意見をまとめていく。皆様の声を基に、行政チェックや政策提言等を行います。
選挙公約について
選挙公約は有権者の皆様との約束です。
ですから、当然議員の権限を超えた約束はできません。
私人として夢を語ることはできても、議員としてなすべきこと、出来る事に嘘はつけません。
選挙公約には、4つの種類があると思っています。
A. 予算を伴う事業を約束する公約
B. 予算を伴わない、例えば行財政改革等を約束する公約
C. 議会としての取り組み、例えば市民意見交換会の実施等を約束する公約
D. 議員個人としての活動を約束する公約
制度上難しいと思われる公約
『二元代表制』という制度上、A. 予算を伴う事業を約束する公約 B. 予算を伴わない、例えば行財政改革等を約束する公約を、市議会議員個人が選挙公約として掲げるのは難しいと思います。
(二元代表制とは)
二元代表制の『代表』とは、市民の代表として選挙で選ばれる『市長』と『市議会議員』のことです。
それぞれ違う権限が与えられています。例えば市長には『議会に予算を提案する権限(予算提案権)』が与えられています。一方、議会には『過半数で予算を可決、否決する権限(議決権)』が与えられています。『可決された予算を執行(実行)する権限(執行権)』は市長に与えられています。このように権限が一元化されず、市長と議会の2つの代表に与えられているので『二元代表制』と呼ばれています。
なぜ市議会議員個人が「A.予算を伴う事業を約束する公約」を有権者に約束できないと考えるのか
注意すべきは議決権が議員個人ではなく議会に与えられている点です。例えば、私が「猪野交差点を改良して渋滞を解消します」という公約を掲げたとします。流れは次のようになります。
担当部局による現地調査➡担当部局による必要性の認定➡財務部による予算査定➡市長査定➡市長から議会に事業・予算の提案➡議員の過半数で可決➡市長による事業執行
この流れの中で、私にできることは『市長から議会に提案された予算を可決するための1票を投じること』です。事業・予算を提案する権限を持っているのは市長だけです。可決された予算を執行(実行)する権限を持っているのも市長だけです。
もちろん市長・財務部・担当部局に対し一生懸命に働きかけはします。働きかけが「担当課による現地調査」のきっかけの一つにはなるかもしれません。また、それぞれの段階で議員個人として、地元の『声』に基づいた要望・提言はしていきます。提言に基づき計画が変更されることはあるかもしれません。しかし一議員の『口利き(くちきき)』で予算が付くような大分市であればそれこそ問題です。議会として正さなければならない問題です。
予算の付く事業について議員個人が選挙で約束できることは「課題を迅速に正確に担当部局に届ける。市長が予算を提案し、議会が可決してくれるよう努力する。それぞれの段階で地元の『声』を踏まえた提言・要望をしていく」ことだけです。ですから公約としては「地元の皆さんの『声』を担当部局に届け、実現できるよう一生懸命努力します」となります。これでは選挙公約、マニフェストにはなり得ません。
B. 予算を伴わない、例えば行財政改革等を約束する公約も、議会・議員に権限はないので同様です。
C. 議会としての取り組み、例えば市民意見交換会の実施等を約束する公約について
この公約も議員個人では難しいと思います。他の議員、少なくとも過半数の議員の賛同が必要な公約です。
D. 議員個人としての活動を約束する公約
私の前回選挙での約束は「具体的には議会が持つ3つの機能(政策立案機能・監視機能・民意吸収機能)を高め、議会が議会としての役割をしっかりと果たせるようにします」でした。
これは私1人でもできます。議会のそれぞれの活動・組織の中で『個』の能力を高めれば、議会という組織全体の能力を高めることができます。
選挙公約について書いてきましたが、日常の議員活動においても同様だと考えています。
市役所がした・する仕事、活動に対して「私がした、私が言ったから出来た」等の発言は慎むよう心掛けています。
政策形成力
行政に対して2つの対し方があります。1つは議会という議決権・条例制定権等の権限を与えられた組織として対する場合、もう1つは議員個人として対する場合です。
1、議会という、組織として対する場合
議会自体が政策集団にならなければならないと思います。議員・議会には政策(事業・予算)を提案する権限はありません。しかし、政策条例を自ら提案し成立させる(条例制定権)、或いは市長に政策を提言する権限は与えられています。議会の意見を市長が重視することが大前提ですが、市長・執行部が打ち出す政策に一定の方向付けをすることはできます。重視せざるを得ない議会をつくり上げていかなければならないと思っています。
2、議員個人として対する場合
議員個人に『政策力』がなければ行政に対することができないと思います。政策力がないと、単に聞いて理解するだけになり、提言も、政策・事業の方向性も示せないと思います。
【政策力の3つ要素】
①課題に対する基礎知識の収集・理解力
②課題に対する行政の対応状況の収集・理解力
③収集した知識、情報を応用して解決策を見つけ出す応用力
議員には特に応用力が求められています。議長当時、全国の「猛者」と呼ばれる議長たちと渡り合った経験、議会活性化推進会議18年の活動に、会長として8年、メンバーとして4年、計12年直接かかわってきた経験等、応用力、政策力は十分磨かれてきています。
なにより私の1番の強みは、応用力・政策力を発揮する相手、多くの職員さんと信頼関係が築けていることです。
こころ豊かに暮らせるまち
夢あふれる 明るい大分 をめざして
仲道としひさが 皆さまにお約束すること
市民の皆様から「市役所のどこに相談したらよいか分からない。」「何をどう説明したら窮状を分かってもらえるの︖」という声をいただくことがあります。日々の生活も、長い人生も色々なことが繋がって続いていきます。その中で抱く不安や困りごとも一言で言い表すことが出来ないものが多くあります。
お話をゆっくり伺い、課題や問題点を整理し、どう解決していくか道筋を立て進めていくのも「市民の皆様の生の声を聴く」議員の大事な仕事です。
皆様の思いをスピーディーに反映させていきます。
市民の皆様の信任を得てなりえた議員である以上、議員一人一人が個々の資質を高める努力を続け、信任に応え続けることは当然の責務です。と同時に、議員の集団組織である議会も政策集団として、その質を高めなければなりません。
議員は4年に一度、皆様の審判を仰ぎます。勇退する議員もいます。選挙の度に議員の顔ぶれが変わります。議員の顔ぶれが変わるたびに議会の本来の姿が変わってはいけません。しっかりと機能する逞しい議会であれば、市政の停滞を防ぎ、市民の皆様の声を遅滞なく行政に届けることができます。
私が議会改革を約束の一つに掲げるのは、社会状況の変化に即応し、市民生活の利益に直結する議会でなければならないと考えるからです。
好きな言葉 「ありがとう」
感謝を表す一番身近な言葉は「ありがとう」だと思います。
親やご先祖さまには「命を授けてくれて、ありがとう」
子ども達には「生まれてきてくれて、ありがとう」
家族、恩師、友人、先輩、上司…いったいどれだけの方に助けていただいたことでしょう。
私が28年間議員として活動できているのも、地域の方をはじめ本当に多くの方々のおかげです。
多くの方の大事な人生の一部をいただいて、今の私があるのだと思います。
そのご恩に報いるために、そのご恩を裏切らないために、常に感謝の心を表わす言葉「ありがとう」を忘れずにいたいと思っています。
R6.9.28 インタビュー動画
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仲道としひさが語る大分市政(動画)