仏壇にあげる線香を、少し前から横置きにしました。去年の秋くらいからです。地震が来た時、線香が倒れて火事になる心配が少ないと思ったからです。それまでは、物心ついた時から何十年もの間、線香は線香立てに立てていました。
ふと、宗派によって決まっているか、気になりました。調べてみました。
『決まっている』と、『地方によって異なる。必ずしも決まっているわけではない』と、相反する解説がありました。
宗派で決まっているという解説も、『浄土宗は、折らずに、線香立ての真ん中に立てる』と、『真ん中あたりから折って寝かせる』と、これも相反する解説がありました。
本数も、『1~3本』と、『決まっていない』という解説がありました。
また、『通夜、葬儀では、1人で何本もあげると香炉がいっぱいになってしまうので、1人1本』という、宗派には関係のない合理的な解説もありました。
我が家の菩提寺の和尚さんは、おおらかな方です。質問しても『気持ちがこもっていれば、形は気にしなくていいですよ』という答えが返ってきそうです。しばらく『3本(ブログ4.26)、横置き』を続けてみようと思います。
(としひさ)