『お声』をいただきました

としひさより

3日前、「いつもFacebookを拝見しております」という方から『お声』をいただきました。

お住いの団地の通学路で、数年前に事故があったそうです。子どもたちの安全見守りをしていたご高齢の方が、車の事故にあわれたそうです。「学校等を通し、安全対策について市に相談したが、今も交差点に変化なし」とのことでした。
「保護者が交代で登下校時の見守りをしているが、子どもたちがいつ事故にあうかと怖い思いをしている。信号機を付けることができないか」とのご相談でした。

メールをいただいた団地は、あまり土地勘のあるところではありませんでした。どの交差点か特定するのは、電話だけのやり取りでは時間がかかり、地図を見ながらでもややこしいだろうと思われました。この日は、商工会議所青年部の皆さんとの意見交換会(ブロブR4.3.2)が予定されていました。意見交換会開始まで少し時間があったので、取り敢えず団地に向け車を走らせました。
団地につき、お声をいただいた方に電話をし、問題の交差点に誘導してもらいました。確かに見通しが悪く、交通量も多い交差点でした。横断歩道と一時停止の表示はありましたが、子どもたちが横断するには危険が多い、と思える交差点でした。

意見交換会終了後、担当課に行き、問題の交差点に関するこれまでの要望事項、対策の進捗状況等についての説明を求めました。「担当が複数に渡っているので、調べる時間を少し下さい」とのことでした。別の仕事でいったん市役所を離れました。すぐ電話がかかってきました。「かなり複雑な状況なのでお会いして資料を見ながら説明したい」という電話でした。わたしの都合で、その日と翌日は行けず、電話があった翌々日市役所に行き説明を受けました。信号機が付けられない理由は、わたしも納得せざるを得ない内容でした。

その足でお声をいただいた方を訪ねました。信号機は付けられないという、意に沿わない回答であるにもかかわらず、「これまで信号機が付かなかった理由がよく分かりました。ありがとうございました」と言ってくださいました。
信号機の代替措置として、「取り敢えず、視覚的にスピードが出しにくくなるイメージハンプ(浮き出て見えるブロックや、道がだんだん細くなるように見えるハの字型の連続マークなど)および、20キロ規制の標識を設置してもらえるよう、担当課に検討をお願いした」旨お伝えしました。

相談した市の職員さんが素早い対応をしてくれました。感謝です。
(としひさ)

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