式辞

としひさより

地元の大分市立大東(だいとう)中学校は西日本でも1、2を争うマンモス校です。3年生は439人です。きょう、その439人が新しいステージに向かって旅立って行きました。

令和5年度 第74回卒業証書授与式は午前9時に開会、卒業生入場、国歌斉唱、卒業証書授与、そして校長式辞と続いていきました。
式辞が始まってすぐ、『アレッ』と思いました。いつもは子どもたちに対して愛情いっぱいの校長先生です。式辞は、卒業式への思い、卒業していく子どもたちへの思いが全く感じられない内容でした。しばらく前説が続いたあと、「私らしくないと思った人もいると思います。実は、私が書いた文章ではないのです。AIに、大東中学校や関連する項目を入れて書いてもらった文章です」という言葉、『思い切ったことをするなあ』という思いが一瞬頭をよぎりました。
そして式辞は、「伝えたいという気持ちを言葉に込めることはまだ人間にしかできません。だから・・」と続きました。伝えたいことの1つを子どもたちに伝えた後は、いつもの愛情いっぱいの校長先生の式辞でした。

卒業生と一緒に、わたしも何か大事なことを学んだような気がします。
(としひさ)

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