『52ヘルツのクジラたち』という映画が、3月1日から上映されています。原作は、同名の小説です。2021年（令和3年）の本屋大賞(*1)を受賞した小説です。
映画をCMするパンフレットには『本屋大賞受賞 魂が涙する傑作小説 待望の映画化』と書かれています。映画の主演は杉咲花さんと志尊淳さん。ロケ地には大分市と北九州市が選ばれました。杉咲花さんは、大分市の印象を次のように語ってくれています。
「突き抜けるような青空に全身がほぐされ、海や大地の恵みに力をいただき、大分県は、私たちの心が集う場所でした。また会いたい方がたくさんいる、愛する街です。帰郷の日は八百屋に走り、かぼすをいっぱいに抱いて帰りました」
監督の成島出さんは、
「別府湾を見下ろす高台の家、というのが本当に難関でした。また港も難しかった。でも結果全てうまくいきました。FC(*2)の皆さまに本当に感謝です。食べ物も温泉も最高で、幸せなロケでした。ありがとうございました！」
【大分市内の６カ所のロケ地＋1カ所】
1．田の浦から別府湾を望む
2．福水漁港（佐賀関）
3．金山港（佐賀関）
4．媛乃屋食堂（佐賀関に実在するお店が登場）
5．佐賀関漁港
6．ビシャゴ浦（佐賀関）
7．高尾公民館広場（大分県日出（ひじ）町）
(*1)本屋大賞とは： NPO法人 本屋大賞実行委員会（2004年（平成16年）設立）が運営する文学賞。日本国内の文学賞は、一般的に主催が出版社であったり、選考委員が作家や文学者であることが多いが、本屋大賞は、新刊を扱う書店（オンライン書店を含む）の書店員の投票によってノミネート作品および受賞作品が決まる。（ウイキペディアより）
(*2)FCとは： フィルムコミッションの略。映画やテレビの制作会社が地域で撮影する際、その調整やサポートを行う地方自治体の部署や非営利組織のこと。（ネット辞書より）
（としひさ）
