ライフワーク

としひさより

本日、各議員に、『令和3年度 大分市の教育』という冊子が配られました。

冊子を読みながら、思いは、議員を志した頃に飛んでいました。当時は、子育て真っ最中の頃でした。子育てしながら、自分の子どもたちや、子どもたちの友達や、子を持つ同世代の親たちや、いろいろな人の、いろんな悩みに関わりました。
関わる中で、「子どもと、子を持つ親の悩みや不安は、どの子にも、どの親にも共通する課題ではないか」「課題は、教育界全体に係ることではないか」「課題を解決するためには、行政のサポートが不可欠なことが多い」などの思いが、市議会議員を志すきっかけとなりました。今思えば、教育問題に関心を持ったのは、両親がそれぞれ中学校・小学校の教員だったことも、何か関係があったかもしれません。

当選させていただき、1期目の一般質問(*1)で、まず「いじめ・不登校の問題」「教職員の資質向上」「教育委員会の活性化」など、教育が抱える課題について質問・提言を行いました。今回の『令和3年度 大分市の教育』にも、『教職員指導力の向上』や『いじめ・不登校の問題』等についての取り組みが掲載されています。

教育に関する課題は、毎年度検証し、毎年度新たな対策を試行錯誤しながら、理想に向かって常に努力していかなければならないと思っています。今後も、議会からだけでなく、個人としても提言を続けていかなければならないと思っています。教育が抱える問題を解決していくことは、父と母が、教員として子どもたちの未来に携わってきた仕事を引き継いだ、という思いもあります。教育課題への取り組みは、私の欠かせないライフワークの一つです。
(としひさ)

(*1)一般質問とは、定例会において、議員が市政全般について質問すること、と定義されています。

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