本場鶴崎踊り開催

としひさより

きょう夜、3年ぶりに本場鶴崎踊大会が開かれます。

鶴崎踊りは大分県を代表する伝統芸能の1つです。約450年前から踊り継がれてきました。始まりは1560年頃(織田信長、豊臣秀吉の時代)です。
当時の国主 大友宗麟(おおとも そうりん)公のため、京都から招いた踊り子さんが踊った『三つ拍子』が始まりと言われています。その後、三つ拍子は『左衛門(さえもん)』と呼ばれるようになりました。テンポの速い軽快な踊りです。
そして江戸時代、伊勢参りに行った人たちが『伊勢踊』を覚えて帰り、独自の工夫を凝らし、鶴崎地区で踊るようになりました。それが今、鶴崎踊りの中心となっている『猿丸太夫(さるまるだゆう)』です。動きは、優雅でしなやかです。

鶴崎地区の盆踊りとして『猿丸太夫(さるまるだゆう)』と『左衛門(さえもん)』は定着し、2つ合わせて『鶴崎踊』と呼ばれるようになりました。国の選択無形民俗文化財に指定されています。

今年は、2日間の予定を1日に短縮し、観覧ブースと飲食ブースを分けるなど、さまざまなコロナ対策をした上での開催となりました。それでも3年ぶりの開催です。わたしも今から踊りの輪に入りにいってきます。
(としひさ)

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