命山(いのちやま)

としひさより

12年前のきょう、2011年(平成23年)3月11日午後2時46分、東日本大震災は起きました。

3月議会(平成23年第1回大分市議会定例会)が休憩に入った時間帯でした。控室のテレビから流れてきた光景は、12年たった今でも忘れることはできません。忘れてはならないと思います。

大分市議会では、災害対策として、震災から1年9か月をかけ、『災害対策に関する提言書』を議員の総意でつくりました。2019年(平成31年)3月、提言に沿う形で、高台も津波避難ビルもない三佐地区に、標高10メートル、避難スペース600平方メートル、収容人員600人の『三佐命山(みさいのちやま)』がつくられました。

いまは、同じく高台も津波避難ビルもない家島地区に、標高10メートル、避難スペース400平方メートル、収容人員400人の『家島命山』がつくられています。先日、現地を見に行ってきました。地ならしが終わり、工事は順調に進んでいました。予定通り令和5年度には供用開始ができそうです。『命山』によって、1人でも多くの人・命が助かって欲しいと思います。
(としひさ)

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