同級生

としひさより

母校・大分県立大分上野丘高校サッカー部OB会の定期総会があり、久しぶりに先輩、後輩、同級生に会いました。3年ぶりに懇親会もあり、あっちこっちで懐かしい話が飛び出し、おおいに盛り上がりました。

懇親会のあと、「もう1軒行こう」と同級生Mに誘われ、彼の知り合いの居酒屋に入りました。彼がキープしている焼酎を飲みながら、彼がわたしを誘った理由の1つは、もうひとりの同級生Kの近況を聞きたかったからだと分かりました。

しきりに心配しています。わたしが、「そんなに心配なら、電話すりゃいいやん」と言うと、彼は、「あいつは苦しい時でも苦しいって言わんけんのう」と言います。取り敢えずわたしが知っている範囲のことを話すと、少し安心したようでした。

一夜明け、わたしも少し心配になり、『もうひとりの同級生K』に電話を入れました。「どげぇしたん。久しぶりやん」という明るい元気な声。ひとしきり昨夜Mが心配していた話をし、アレコレ話を聞くと、Mの心配が杞憂(きゆう)であったと分かりました。互いに孫が生まれ、孫も同学年になったことなど語り合い、笑顔で電話を切りました。

昨夜のMといいきょうのKといい、「同級生っていいなぁ」としみじみと思った日曜日でした。
(としひさ)

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