委員会運営

としひさより

今年度、建設常任委員会(*1) 委員長に就任しました。議員になって3回目の常任委員長です。
1回目の委員長の2年間はマニュアル通りに委員会運営をしました。2回目の時は少し変えました。3回目、今回、もう少し変えました。
変えた目的は、①委員会審査の充実と、②スムーズな委員会運営(委員会の時間短縮)です。

2回目、3回目で変えたところを整理してみました。
(従前) 説明員(部長以下の執行部)が発言する時は、①挙手⇒②委員長が指名⇒③1度立ってから所属・氏名を述べ⇒④委員長の許可を得て着座⇒⑤発言
【変えたところ 1】 1度立たず、最初から着座のまま発言できるようにした。
【変えたところ 2】 1人が連続して発言する場合は、所属・氏名を1回1回述べずに発言できるようにした。
発言の際、1回1回所属・氏名を述べる理由は、何課の誰の発言か委員(議員)が分かるためと、議事録作成のため。3月議会、6月議会で試したところ、1人が連続して発言する場合は1回1回所属・氏名を言わなくても弊害がないことが分かった。
(従前) 説明員と委員に対する確認事項を、議会ごと、説明員が入れ替わるごとに繰り返し確認していた。
【変えたところ 3】 確認事項を読み上げるのをやめた。例えば「自由討議*2」と「反問権*3」についての確認事項をマニュアル通りに読み上げると15行ある。「自由討議と反問権を積極的に活用してください」と、一言にまとめた。
その他、委員長発言の中で分かり切った言葉と内容について、カットできるところは全てカットした。

9月議会(令和5年第3回定例会)までは今の(変えた)委員会運営をしていきたいと思います。12月議会(令和5年第4回定例会)からはさらにバージョンアップしていきたいと思っています。委員会審査の充実と委員会の時短をさらに目指していきたいと思っています。
(としひさ)

(*1)建設常任委員会: 大分市議会には、5つの常設の委員会(建設、総務、厚生、文教、経済環境)があります。44人の議員が役割分担をすることで、市長から提案された予算や条例、市民の皆さまから寄せられた請願や陳情を、より効率的に審査できるようにしています。
(*2)自由討議: 委員と説明員の質疑・応答ではなく、委員同士が自由に議論を交わすこと。
(*3)反問権: 委員から説明員への質問ではなく、説明員から委員に反対に質問すること。

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