大分東警察署の新しいキャラクターが決まりました。『さば侍』です。
顔は魚の顔です。目がギョロッと大きくてキリリとした顔をしています。なかなかの男前です。頭はチョンまげ、着物を着て刀を差し、編笠を背負っています。袴(はかま)から出ている足は尾ヒレです。
最初に見た時、なぜ『さば?』と思いました。種明かしをしてくれたのは、大分東地区 防犯協会連合会の理事会に、特別講師として来てもらっていた大分東警察署 生活安全課の課長さんでした。『悪を裁(さば)く』から生まれた『さば侍』なのだそうです。生活安全課の署員さんが考え、絵も書いたのだそうです。失礼ながら、チョット驚きました。
特別講和のテーマは「犯罪発生状況について」でした。
講和の中に「家からいなくなったおばあちゃんの発見に町内放送が役に立った」という話がありました。
町内放送は、自治会長さんが管理しています。自治会内の一定の範囲にスピーカーからの声が聞こえます。ある町内でおばあちゃんがいなくなった時、自治会長さんに協力してもらい、おばあちゃんの情報を放送してもらったそうです。猛暑の中、あるいはこれからの寒さの中、発見は一刻を争います。より多くの目が必要になります。
情報の拡散はSNSと思う時代に「町内放送で人探し」は目から鱗の発想でした。
(としひさ)