侍ジャパン

としひさより

侍ジャパン世界一、シビレました。

第5回ワールド・ベースボール・クラシック決勝、対アメリカ戦、3-2で勝利。リアルでは見られなかったので録画しました。録画していて良かったです。早送りでハイライトシーンを何回も見ています。

シーンは4つ。1つは、村上選手の同点ホームラン。1点先制された直後、相手投手が投げた1球目。思いっきり振りぬいた打球はライト2階席に飛び込む特大ホームラン。まさに「1球で仕留める」という言葉どおり、スカッ!としました。

もう1つは、最終回に登板してきた大谷選手の投球。特にマイク・トラウト選手との対決は圧巻でした。トラウト選手はMVP3回を誇るスーパースター、メジャー最強スラッガーと言われているアメリカチームのキャプテンです。大谷選手とは所属チームが同じなので(エンゼルス)、この大会でしか見ることができない対戦でした。結果は、直球で追い込み最後は得意のもの凄いスライダー。空振り三振でゲームセット。トラウト選手も好きな選手の1人ですが、この時ばかりはスカッ!としました。

もう1つは、試合前のロッカールーム。大谷選手がチームメイト全員に話しています。
「ぼくからは1つだけ。あの~ま~、あこがれるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センター見たらマイクトラウトがいるし、外野にムーキーベッツがいたりとか、野球やっていれば誰しもが聞いたことがあるような選手たちがいると思うんですけど、きょう1日だけは・・あこがれてしまったらね、越えられないんで・・ぼくらはきょう、超えるために、トップになるために来たんで、きょう1日だけは彼らへのあこがれを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。(大きな声で)さあ、いこう(周りから一斉に「よぉ~」や「お~」の掛け声)」

大谷選手の話しを聞きながら、『言っている本人が1番あこがれられているんじゃないの』と思いました。周りで聞いている選手たち、とくに若い選手たちの、一言も聞き逃すまいとする姿や、大谷選手をまっすぐ見つめている姿からもそう思いました。このシーンは何回見ても勇気と元気をもらいます。

最後の1つは、打撃の天才と評される近藤選手が打席に立った時とライトの守備。わたしなりに一言で表現すると『渋い』。今回の代表選手の中で1番好きな選手です。

14年ぶり3回目の世界一。準決勝のサヨナラ勝利、そして決勝戦。感動をたくさんもらいました。
(としひさ)

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