午前10時過ぎ、自宅での朝の仕事が終わりました。次は午前11時、地元・鉾神社の春の大祭です。少し時間ができました。小腹(こばら)が空いたので、こびり(おやつ)でも食べようと冷蔵庫からヨーグルトを出し、テーブルに座り、テレビをつけました。【明日をまもるナビ】という番組が流れていました。防災番組でした。『災害用伝言ダイヤル 171』にどんな伝言を残すか、ゲストのお二人が四苦八苦されていました。
【災害用伝言ダイヤル 171】
大規模な災害が発生した際、電話を利用して声を伝言するサービスです。NTT東日本、NTT西日本が無料で提供しています。災害時にプッシュ式電話機から「171」に電話すると、伝言を音声で録音できます。録音した音声は全国から再生できます。
録音時間は30秒しかありません。言葉のプロであるゲストでも、何を伝言・録音するか四苦八苦していました。
番組が推奨する『何を伝言・録音するか』は、頭文字をとって『あ・い・た・い・よ』です。
あ:あなた(伝言している人)の名前
い:いまいる場所
た:誰と一緒
い:いたい所はあるか
よ:予告(次いつ連絡するか、次どこに移動するか等)
【「171」を体験利用できる日】
●毎月1日と15日
●正月三が日(1月1日~3日)
●防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)
●防災週間(8月30日~9月5日)
災害時の連絡方法としては他に『災害用伝言版(web171)』 『携帯電話会社による災害用伝言版』や『三角連絡法』という方法も紹介されていました。
(としひさ)