(1) しめ縄には、必ずミカンがついています。鏡もちの上にもミカンをのせます。ミカンの意味は?・・・次のように書かれていました。
■ ミカンの色は橙(だいだい)色で、「子孫が代々(だいだい)栄えるように」と言うことで縁起を担いでいる。
■ 橙(だいだい)は、初夏に白い花が咲き、冬に果実が実り、冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと2~3年は枝についているところから、「だいだい(代々)」と呼ばれるようになった。
(2) 鏡もちは、我が家では2段に重ねます。なぜ2段に重ねるのか?・・・次のように書かれていました。
■ もちを重ねるのは、「穏やかに年を重ねる」「円満に年を重ねる、夫婦和合」という意味が込められている。大小のもちで太陽と月を表わしている。
しめ縄も鏡もちも、長いあいだ慣れ親しんだ風習です。なぜ、ミカンの意味を考えたことが無かったのか、なぜ、もちを重ねることに疑問を持たなかったのか、不思議です。改めて考えてみると、ほかにも疑問に思うことがいろいろあります。
これまで、知恵を増やすことに一生懸命になっていました。知識を増やすことにもっと時間を割くことが必要かな、と思いました。
(としひさ)