2016年(平成28年)のきょう、4月14日午後9時26分、熊本地方でマグニチュード6.5の地震が発生しました。2日後の16日には、再びマグニチュード7.3の地震が発生しました。震度は、益城町でいずれも7が観測されています。震度7の地震が同じ地域で連続して発生するのは、震度7が設定されてから初めてのことだそうです。
熊本地方の死者は、災害関連死、大雨による二次災害死を含めると273名とありました。被害は熊本地方だけでなく九州各地に及びました。大分市でも、重傷者2名、住家全壊1棟などの被害が報告されています。
お亡くなりになられた皆さま、被害にあわれた皆さまに、心より哀悼の意をささげ、お悔やみを申し上げます。
これまで震度7が観測されたのは、
・阪神淡路大震災 1995年(平成7年)
・新潟県中越沖地震 2004年(平成16年)
・東日本大震災 2011年(平成23年)
・熊本地震 2016年(平成28年)4月14日
・熊本地震 2016年(平成28年)4月16日
震度7が設定された1949年(昭和24年)以降、5回も発生しています。そして『南海トラフ大規模地震』 M8~M9の地震が30年以内に起こる確率が70%~80%とされています。
大分市の災害対策について、また、大分市議会として市長に提言した『災害対策に関する提言書(平成24年)』を、いま1度見直す必要性を感じています。
(としひさ)