『子どもたち集まれ!!日本の文化と職業体験』開催

としひさより

『子どもたち集まれ!!日本の文化と職業体験』というイベントを開催しました。主催はわたしが所属している大分城西ロータリークラブです。

大分市コンパルホール3Fの多目的ホールに革細工、鉄筋くみたて体験、陶芸教室、医者体験など12のブースを設けました。すべて体験型のブースです。

わたしは『革細工』のブースのお手伝いをさせていただきました。講師は『就労継続支援B型事業所 工房きらら』の講師お二人です。「就労継続支援B型事業所」は、障がい等の理由により一般企業等で働くことが困難な方に対して、生産活動等の機会の提供、知識及び能力の向上のための訓練等を行う事業所です。

🔶『工房きらら』のパンフレットには次のように書かれています。
私たちの施設は事故や脳の病気などで高次脳機能障がいを有した方々をはじめとする内部障がい・精神障がいの方々に、印刷業(名刺・封筒・リーフレット等)、清掃業、皮革製品制作を通じて、社会復帰に向けた訓練や支援を行っています。
フルベジタブルタンニングレザー(栃木レザー)の製品は、一つ一つ丁寧に手作りしております。革製品は、専門店からも注文を受けるクオリティに仕上がっています。
贈答品、お中元、お歳暮、お気軽なプレゼントとしてもご利用いただけます。

🔶『きらら』という工房の名前の由来も書かれていました。
  「澄き透った川面の様にきらきらと 
     夜空に瞬く星の様にきらきらと   
          輝いていたい・・・」  

工房きららの講師お二人をお迎えしての皮細工ブースには、小学生13人が参加してくれました。テーマは「自分の手で、世界に1つだけの皮のオリジナルキーホルダーをつくろう」と、わたしが勝手につけました。
子どもたちは、楕円形の長さ5㎝くらいの皮2枚を縫い合わせるところから始めます。表側には「猫の足跡」か、「花」の形がくりぬかれています。そのくり抜かれた所に様々な色のピースをはめ込んでいきます。ピースを青1色にした子もいました。白基調、赤基調、黒基調など、ホルダーの金具とつなぐベルトの色も含め、「世界に1つだけ」ができていきました。何より自分の手で作った皮のキーホルダーです。

縫い合わせる時の子どもたちの真剣な目。どの色にしようか迷う姿。パチリと金具を止める時の緊張した顔。最後に、完成したキーホルダーを目の高さに掲げた時のはじけるような笑顔。子どもたちの姿がきらきら、きらきら輝いて見えました。
そして講師のお二人。手際のよいテキパキとした教え方。席を回る時の子どもたちに向ける優しいまなざし。『教え方も笑顔も見習いたいなあ』と思いながらお手伝いをさせていただきました。子どもたちと同じくらい楽しい時間を過ごすことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
(としひさ)

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