雨漏り

としひさより

きのうブログに書いた、「台風シーズンが来る前に買っておきたかったグッズ、は何だったんですか?」と聞かれました。100均に寄って買ったのは、長方形のカラーボード(45㎝✕84㎝厚さ5㎜)4枚と、バスタオル4枚と、幅広なビニールテープ1個です。家の中の雨対策に使います。

大雨が降ると、我が家では家の中にも雨が降ります。2カ所から、ポタッ、ポタッ、ポタッと降ってきます。お風呂で使っている洗面器で受けても、30分位であふれてしまう量が降ってきます。今は、少々降っても大丈夫なように、直径59㎝の大きなタライを置いてあります。2カ所のうち、1カ所は物置部屋の、ちょうど天井の角の所から雨が落ちてきます。雨は、落ちる前に天井裏に拡がり、広がった雨が5~6粒に分かれてポタッ、ポタッ、ポタッと落ちてきます。問題は、落ちてくる場所が、部屋の角で、置いてあるタライが丸いことです。壁にピッタリくっつけてもスキ間ができてしまいます。何粒かが、そのスキ間めがけて落ちてきます。

そこで、長方形のカラーボードの出番です。2枚をテープでつなぎ、タライの下に置き、角のスキ間に落ちてきた雨をカラーボードの角で受けるという作戦です。さらに、カラーボードの上にたまった雨をバスタオル2枚にしみこませ、床に流れ落ちないようにする2重作戦です。

もう1カ所は物置部屋に行く廊下のちょうど柱の真上です。丸いタライの1点は柱にくっつきますが、両脇が空いてしまいます。ここでも同じ作戦でいこうと思います。

わたしが小さい頃は、タライに洗面器にヤカンまで総動員して、今度はこっちに降ってきた、次はあっちと、雨が強くなると共に容器の数が増えていました。今は2カ所だけです。築100年以上経つ、木造の瓦屋根の家です。子どもの頃はよく屋根に登って遊び、祖母から「危ないから降りなさい」と叱られていました。雨漏りは、わたしがしょっちゅう屋根に登っていたのが原因かもしれないと、今思い至りました・・・。

わたしの曽祖父が建てた家です。思い出がたくさん詰まった家です。瓦職人さんが診ても、どこから雨が入り込むのか分からない家です。
(としひさ)

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