雑誌に、『学校教育において、当事者意識をはぐくむことはできるのか?』という記事がありました。
読む前に、『当事者意識って何?』、自問自答してみました。答えが出ませんでした。ネット検索しました。
当事者意識とは、『問題やテーマに対して、「自分が解決する、自分が行動する」、という意識のこと。誰かが解決してくれる、やってくれる、という「他人ごと」ではなく、「自分ごと」として考えること』とありました。
雑誌記事の副題には、『問われているのは、大人自身の当事者意識』という、厳しいサブタイトルも付いていました。
「学校教育において、当事者意識を、どうやってはぐくんでいくのか?できるのか?」、自分を教師の立場に置き換え、考えてみました。
頭の中が堂々巡りして考えがまとまりません。ふと、きのう、ラジオから流れて来た言葉を思い出しました。
浮かんできたのは、『好きは、驚きと感動から始まる』『好きを見つける力を子どもたちに教える』という言葉でした。
NHK『ごごカフェ』の『好きから学ぶ』というコーナーで流れてきました。新任保護司さんとベテラン保護司さんとの意見交換会の司会が終わり、車に乗り、たまたま付けたカーラジオから流れてきました。
『好きは、驚きと感動から始まる。好きを見つける力を子どもたちに教える』から、イメージが湧いてきました。
浮かんだのは、「驚きと感動➡好きになる➡知りたい、もっとやってみたい➡自分で解決する、自分で行動する(当事者意識)』というイメージでした。
後は現場で、『驚きと感動』に結びつく対応が臨機応変にできるか、考え方のヒントになるような気がしました。
子どもたちに、『驚きと感動、そして、好きなことがある、夢中になれるものがある人生』を見つけてほしいと思います。
以前ブログに、【「何のためにこの仕事をしているのか?」の「何のために」の「何」が、大事なのだろうと思います。】と書いたことがあります(ブログ10.7)。
「何」の答えが、「この仕事が好きだから」も、「何のためにこの仕事をしているのか?」の最高の答えの1つだと思います。
『子どもたちが、好きな仕事、夢中になれる仕事に就ける社会、希望を失わない社会』、いま大分市議会で取り組んでいる『(仮称)大分市若者参画条例』の精神に盛り込んでいきたいと思います。
(としひさ)