大分市の2021年度(令和3年度)一般会計予算(*1)は、大分市民1人当り以下のようになっています。
- 市民福祉(民生費) 176,000円 (厚生)
- 道路や住宅、公園等の整備(土木費) 43,000円 (建設)
- 窓口サービス(総務費) 34,400円 (総務)
- ゴミ処理や健康を守る(衛生費) 34,200円 (厚生)
- 教育(教育費) 31,800円 (文教)
- 商工業、観光(商工費) 15,200円 (経済環境)
- 火災予防や消火など(消防費) 10,800円 (総務)
- 農林畜産の振興(農林水産業費) 5,700円 (経済環境)
- その他 43,500円
大分市民1人当りの一般会計予算 394,600円
*( )=予算を審査する議会の常任委員会
≪参考≫
(一般会計予算総額)÷(大分市の人口)=(1人当たり予算額)⇒(四捨五入)
1,883憶8,000万円 ÷ 477,448人 = 394,556円 ⇒ 394,600円
大分市議会の予算審査は、5つの常任委員会に分かれて審査を行います(*2)。
大分市の予算規模を考えた場合、議員全員で手分けをしなければ、予算全体を隅から隅までチェック出来ません。ただ、全体のバランスを見落としがちになります。自分が所属する委員会の所管分だけでなく、予算全体の配分にも目を配らなければなりません。
議会の意識を高めるだけでなく、『予算配分のバランスをチェックできるシステムを構築できないか』、模索中です。
(としひさ)
(*1) 一般会計予算:全ての予算から、水道事業会計予算、公共下水道事業会計予算、9つの特別会計予算(*3)を除いた予算。
(*2) 過去に、「5つの常任委員会」について触れたブログ
2020.12.8『常任委員会審査』 2021.9.10『委員会審査』
2021.6.24『事務事業評価』 2021.3.22『委員会審査』
9つの特別会計予算:
(1) 国民健康保険特別会計予算
(2) 財産区特別会計予算
(3) 公設地方卸売市場事業特別会計予算
(4) 母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算
(5) 介護保険特別会計予算
(6) 後期高齢者医療特別会計予算
(7) 土地取得特別会計予算
(8) 農業集落排水事業特別会計予算
(9) 大分駅南土地区画整理精算事業特別会計予算
文章中の『一般会計予算』も加えた、全ての会計の2021年度予算総額は3,293憶6,300万円になります。