『お声』をいただきました

としひさより

先日、『お声』をいただきました。
内容は、
『大分市坂ノ市臼杵市(うすきし)の県道に、長いトンネルがある。トンネル内に明かりがなく、真っ暗。危なくて、運転していて怖い。電灯設置を県の土木事務所に頼んだが、検討中と答えるだけ。仲道市議から一度確認してもらって、電灯設置の働きかけをしてもらえないか』
とのことでした。

あまり通ることのない道路だったので、改めて現場を見に行ってきました。現場に着き、トンネルに入ったのは、天気のいい日の午前中11時くらいでした。
トンネルの状況は、
『片側1車線の対面通行です。中央分離帯はありません。両側に人ひとりがやっと通れるくらいの歩道はありますが、狭く、両側の壁が迫ってくるような圧迫感があります。反対車線を道幅いっぱいにトラックが走ってきます。すれ違う時、運転席のすぐ横をすり抜けていくような感覚でした。トンネルに入ってしばらくは出口の明かりが見えません。道路が上って下る構造になっているのではないかと思います。電灯も、出入り口付近以外は、大きな間隔をおいて片側に点いていたり、なかったりしています。明かりが点いている電灯も、かすかなオレンジ色で、遠い夜空のかすかな星明かりのような感じです。昼間でもかなり暗いと感じます』。

午後、市の道路を管理する部署にお願いし、県の担当課に取り組み状況を聞いてもらいました。
まず県の状況を確認し、必要であれば現地調査を行ってもらい、しかる後、必要なところに必要な声を届けるという段取りを頭の中で考えていました。市の担当者からは、県の回答は、恐らく明日以降になると思います、という返事が来ました。
1時間後、思いもしなかった短時間で、思ってもいなかった嬉しい回答がありました。
県の回答は、
「LED電球設置に向け、すでに発注しました。トンネルが長いので完成まで時間がかかると思いますが、もう工事にかかっていると思います」
とのことでした。
すぐに、お声をいただいた方にお伝えしました。嬉しそうな声とともに、「ありがとうございました」の言葉をいただきました。「わたしは問い合わせをしただけですから」と、わたしも笑顔で言葉を返しました。

今回は、実現に向けての努力をする前に、必要なところへ必要な声を届ける前に、望む結果が出ていました。言葉通り、問い合わせしただけでしたが、電話を切った後、ふと、相手の言葉の調子から、危険な勘違い(R3.11.6)をさせてしまったのではないかと思いました。
危険な勘違いとは、議員の力で望みがかなったのではないのに、議員の力と思ってしまう勘違いです。勘違いしたのであれば、勘違いさせないための言葉が足りなかったのではないかと思いました。勘違いを望む心がなかったか?自分の心を検証してみなさいという声が聞こえてきました。
(としひさ)

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