危険な勘違い

としひさより

きょう読んでいた本に、『危険な勘違い』というページがありました。

『共働き家庭のAさん夫妻が、』という書き出しで、『危険な勘違い』が始まります。
Aさん夫妻は、息子さん(0歳)を第1志望の保育園に入れたいと思いました。旧知のB議員に相談に行きました。B議員は、市の子ども入園課に確認します。
担当者から、「保育園の入園については、保護者の勤務時間などの仕事の状況や、家庭環境により、客観的な点数をつけています。Aさんは点数が高いから大丈夫です」と言われました。その後、Aさんの息子さんは、無事に第1志望の保育園に入ることができました。

ここから、『危険な勘違い』が始まります。Aさんは、『B議員がウラで働きかけてくれた』と、思い込んでしまったようです。
『客観的な点数』に『ウラで働きかけ』が入り込む余地はありません。お礼を言われたB議員も、『いえいえ、Aさんの場合は客観的に点数が高かっただけです』と答えています。しかし、『評判を聞いたEさんが翌年、お願いに行くと、またも、たまたま点数が高く、入ることが出来てしまいました。そうしたら大変。次から次へとお願いされるようになりました・・・』。

大分市の保育園入園も、『客観的な点数』で決められます。議員にとっても、『アブナイ勘違い』です。
(としひさ)

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