きょう6月23日は、『沖縄戦 慰霊の日』という、沖縄にとって特別な日です。
太平洋戦争末期の1945年(78年前)、日本軍と沖縄諸島に上陸したアメリカ軍を中心とする連合国軍との戦いが、『沖縄戦』と呼ばれています。沖縄戦は、日本軍と連合国軍あわせて20万人以上の犠牲者を出し、うち一般人の犠牲者は推計で10万人、沖縄県民の4人に1人が命を落としたと記録されています。
旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる6月23日を、沖縄県が条例で『慰霊の日』と定めました。最後の激戦地となった沖縄県糸満市の平和記念公園では、『令和5年沖縄全戦没者追悼式』が営まれ、式の様子がラジオやテレビで放送されました。聞こえてきた言葉は「戦争の悲惨さを語り継ぐ」「沖縄戦の記憶を次の世代がどう継承していくか」といった言葉でした。
ウクライナをはじめ、世界の50カ所でまだ戦争(紛争)が続いているそうです。わたし自身、戦争の悲惨さを風化させないよう、記録を記憶に留めておく努力を続けなければならないと思いました。
(としひさ)