山芋(やまいも)と自然薯(じねんじょ)は呼び方が違うだけで同じ物だと思っていました。CookpadのHPが間違えていることに気付かせてくれました。
『山芋は、長芋、大和芋、自然薯を含むヤマノイモ科の芋の総称で、長芋、大和芋、自然薯はそれぞれ別品種の山芋です。すりおろした時の粘りの強さが異なります』
間違いに気づいたのは、家の雨どいに巻き付いていた1本のつる草の名前を調べていた時です。葉っぱの形が奇麗なハート型だったので興味をそそられ調べていました。調べていてアレッと思いました。少し形の違う2種類のハート型の葉っぱに、それぞれ「ヤマイモ」「ヤマノイモ」という2つの表記がありました。「ヤマイモ ヤマノイモ違い」で検索すると同じ内容の説明文がいくつか見つかりました。
『日本原産の山芋は自然薯(じねんじょ)だけ。長芋、大和芋などは中国から入ってきた品種。両方ともヤマノイモ科ヤマノイモ属の野菜』
『自然薯の「薯」は「芋」を表す漢字。山の中などに自然に生えている芋なので「自然薯」、昔は「自然生」という表記もあった』
など、調べているうちにCookpadのHPに行き着きました。
ちなみに、粘りの強さの順は、長芋〈 大和芋〈 自然薯だそうです。
(としひさ)