伝え続ける

としひさより

東日本大震災が発生したのは13年前の3月11日午後2時46分でした。

その日は3月議会の最中でした。午後の休憩時間になり、3Fの本会議場から2Fの控室に降りていきました。控室に入ると、先に戻っていた議員全員が食い入るようにテレビの画面を見ていました。中には「早く逃げろ」と叫んでいる議員もいました。画面には、走る車のすぐ後ろに津波が迫るという、現実とは思えない光景が映し出されていました。夜のニュース映像では、さらに信じ難い光景を目にすることになりました。死者・行方不明者2万2,318名、建築物の全壊・流出・半壊は40万6,067戸という未曽有の大震災になってしまいました。

きょう(R6.3.10)、テレビをつけると「東日本大震災から13年 震災体験者が中学生に語る特別体験授業 伝え続けることの意味を考える」という番組が放送されていました。東日本大震災の教訓を、「明日をまもる」ために次の世代に伝えていこうという番組でした。1限目「被災された方々の話を聞く」、2限目「避難所での生活を体験してみる」などの授業が行われていました。子どもたちは、被災された方々の話を聞き、実際に避難所の生活を体験することで、次々に様々な新しい発見をしていました。「伝え続けることの大切さ」を改めて考える1日になりました。
(としひさ)

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