日本では、『結婚指輪は左手の薬指』というルールは無いのだそうです。世界的にも、国や宗教、時代により着ける指は異なっているそうです。では、なぜ一般的に左手の薬指に着けるようになったのか?4つの説が見つかりました。
(ちょっとロマンチックな話)
💍古代ギリシャでは、左手の薬指と心臓は1本の大事な血管(愛の静脈)でつながっていると考えられていた。愛の静脈の通っている特別な指に永遠の象徴を着けるようになった。
💍紀元前2500年ころ、ギリシャでは心臓が感情を司っていると考えられていた。左手の薬指は、その心臓に直接つながる場所として神聖視されていた。愛の証である結婚指輪を左手の薬指にはめることで「相手のハート(心臓)をつかむ」という意味を持っていた。
(ちょっと現実感のある話)
💍11世紀ころ、ローマカトリック教会が正式に結婚指輪へ祝福を与えるようになった。その頃から左手の薬指に着けることが正式になった。
(非常に現実感のある話)
💍左手の薬指は日常生活ではあまり使うことがないので、指輪を着けていても邪魔になりにくい。
わたしの友人に、結婚して2~3年で結婚指輪を2人ともはずした夫婦がいます。今思うと随分時代の流れを先取りした2人の「はずした理由」でした。2人の薬指にいまも指輪はありませんが、羨ましいくらい仲の良い夫婦です。
(としひさ)