薬指で傷口に薬をぬっている時、「なぜ薬指を薬指というのだろう」と思いました。漠然と「薬をぬりやすいから」などと思っていました。あながち(*1)間違いではありませんでした。
(真言宗豊山派仏教青年会公式FACEBOOKより)
お薬師さま(薬師如来)は、左手に万能薬が入った薬のツボを持っています。右手は私たちのほうに向け、その薬指を少し前に出しています。一説に、前に出した指を、薬をぬる指として『薬指』と呼ぶようになったと言われます。
(日本心臓財団HPより)
手指のうち一番動きの悪い第4指は、薬を混ぜたり紅をつけたりするのに好都合なことから薬指と呼ばれるようになった。
「左手薬指に結婚指輪をはめる理由」も出ていました。ロマンチックな説と現実的な説と2つありました。
(としひさ)
(*1)あながち間違いではない: 一概に間違いとはいえない。必ずしも間違いとはいえない。