きのう(6月15日・土曜日)、仕事部屋でブログを書いていると宅配が届きました。わたし宛でした。品名は「食品」となっていました。依頼主は、製造元と思われる名前の横に「○○様より」と、娘むこさんの名前がありました。どうやら製造元に注文して送ってくれたようです。
そういえばTVで「父の日には△△を贈りましょう」と言っているCMを少し前に見ました。「父の日はきょうだったか」と思い、包みを開けると、きれいな5色に色分けされた上品な和菓子が真っ白い箱の中に並んでいました。
製造元の住所は京都でした。娘たちは埼玉に住んでいます。わざわざ京都のお店に頼むのは、何か由緒(ゆいしょ)があるのだろうと思い、製造元の名前を検索してみました。「平成7年『現代の名工』を授賞」と出てきました。
『現代の名工』は、伝統工芸から最先端の技術まで幅広い分野で卓越した技能を持つ人に贈られる賞です。1967年(昭和42年)の第1回表彰から2023年(令和5年)の第57回まで、全国でわずか7,096人しか受賞していません。
娘にお礼のLINEを送ろうと思い携帯を開くと、朝、家族LINEに娘から妻あてのメッセージが入っていました。
「きょう1日早いけど父の日のお菓子が届くと思うから、受け取りよろしく」
「ありがとう。了解」
ん?・・1日早いけど?・・ヤバい、父の日は明日だ。
迷った末、娘にLINEしました。
「受け取りました(笑顔)プレゼントが届いたので、きょうが父の日と思い、開けてしまいました。『現代の名工』、すごい人がつくった和菓子ありがとう。○○くんによろしく」
「プレゼント届いてよかった。開けていいよ(笑顔)○○にも伝えときます」
チョット幸せな時間でした。
(としひさ)