答辞

としひさより

母校・大分県立大分上野丘高等学校の今年度の卒業生答辞に「時の流れ」を感じました。

最初は日本語でした。すぐ流れるような綺麗な英語に変わりました。そしてまた日本語。一区切りついたところでまた英語。「今はエレガンス(気品)について話しているのだろう」ということは分かりました。そしてまた日本語、英語、日本語。

英語は高校時代から苦手でした。大学受験で落ちた大学は全て英語の配点が高かった大学です。答辞の英語部分はチンプンカンプンでしたが、おそらく校訓の『実力と気品とたくましさ』をテーマに、3部構成で3年間を振り返っているのだろうということは、日本語部分から推察しました。

大分上野丘高校、通称上高の設立は1885年(明治18年)です。来年度で設立140周年を迎える大分県で一番古い高校です。その母校の答辞が英語の文章を柱に組み立てられる時代になりました。うれしい驚きでした。
(としひさ)

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