令和7年度当初予算案

としひさより

3月議会(令和7年第1回定例会)が3月10日から始まりました。初日、市長から令和7年度当初予算案が提案理由とともに議会に提案されてきました。

会派ごとの勉強会➡代表質問➡一般質問➡委員会審査を経て、3月議会最終日の3月27日議員全員で市長の提案を可決するか否決するか修正して可決するか多数決で決めます。市長は議会が可決した事業しか執行(実行)することができません。

提案されてきた予算の中に『 小中学校等屋内運動場(体育館)空調設備整備事業 30億4,782万8千円 』が計上されています。来年(2026年)3月末までに、市内のすべての小中学校の体育館に冷暖房を入れるという事業です。

【稼働期間】(夏)6月~9月 (冬)12月~3月
【稼働時間】(小学校)9時~16時 (中学校)8時~19時
【想定温度】(夏)28度 (冬)19度

日本スポーツ協会の熱中症予防運動指数では、暑さ指数(*気温ではありません)が31℃以上になると運動を原則中止、28℃以上で厳重注意(持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける)と定められています。大分市の過去最高気温は37.8度です。冬は最低気温が0度を下回る日もあります。
今後は
①体育館を熱中症の心配なく授業として使える日がどの程度増えると想定しているのか?
②地域住民等が体育館を借りた場合、空調設備の利用は可能か?利用料は?
③10月以降も猛暑が続いた場合の稼働は?
等々、費用(30億4,782万8千円)に対する効果は十分あるか?あるいは一般会計の当初予算総額2,266憶5,000万円に対する30億4,782万8千円の計上は妥当か?ほか、さまざまな観点から精査しながら可否を決めていかなければなりません。

『お声』をお聞かせいただければ幸いです。
(としひさ)

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