赤と青

としひさより

録画した番組を観ていると、『赤いユニフォームを着た選手と、青いユニフォームを着た選手では、赤いユニフォームを着た選手の方が、勝率が高い』といった内容のテロップが流れました。チョッとネット検索してみました。

2005年の科学誌Natureに、『赤は、競技における選手のパフォーマンスを高める』という論文が掲載されたそうです。2004年のアテネオリンピック格闘技種目(ボクシング、テコンドー、レスリング)のユニフォームの色と、勝敗の関係を調べた結果だそうです。科学誌Natureは『世界的な科学誌』と言われているそうです。他にも、世界中のいろいろな大学や研究チームが、『勝敗における、青より赤』の研究結果を発表していました。

そこで、私の中で、まず疑問になったのが、『なぜ、サッカー日本代表のユニフォームは青なのか』でした。『赤にすればいいのに』と思いました。

サッカー日本代表のサムライ・ブルーは、『国土を象徴する海と空の青等の説はあるが、本当の理由は分からない』とありました。また、『1988年から3年間だけ国旗の色である赤色にしたが、思うような成績があげられず、青に戻した』ともありました。

しかし、『赤いユニフォームを採用しているマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナルの3チームが常に上位にいることは偶然ではない。3チーム、それぞれの試合結果においても、赤いユニフォームを着ていた試合にのみ、勝率に差が生じている』という、イギリスの大学の研究もあります。

議会では、初めから自己主張はあまりせず、まず人の言うことを聞くよう、心がけていますが、サッカー日本代表のユニフォームの色については、自己主張をさせていただきます。少しでも勝利の確率が上がるのなら、色は『赤』がいいと思います。
(としひさ)

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