きのう(9月議会初日)、佐藤大分市長から、一般会計(*1)補正予算案について、提案理由説明がありました。予算総額は、19億9,100万円です。その内、新型コロナ感染症関連は、6億8,500万円です。
主なものは、
新型コロナウイルス検査体制強化事業 2億5,800万円
JR大分駅府内中央口広場に設置している大分市抗原検査センターを、今年9月30日から、令和4年3月31日まで延長する経費
PCR検査等補助事業 1億8,400万円
医療機関が行うPCR検査及び抗原検査委託料の追加計上
感染予防対策施設改修支援事業費補助金 1億6,000万円
感染拡大防止対策に係る施設改修費等に対する補助金の追加計上
となっています。
議会は、きのうの午後から、各会派に分かれての勉強会に入りました。財政課、総務課法制室および必要な担当課から、提案された予算議案と一般議案(*2)について、会派ごとに説明を受けました。勉強会の中では、議員からの質問・意見だけではなく、会派としての意見、要望も出されます。「議会として、意見、要望とすべき」と判断した場合、議長と協議したり議会運営員会等で検討することが、その場で決定されます。
きのうの午後、そして今日から委員会が始まる10日までが、ひとつの「山」になります。まず、自分自身の知識を高めていくことから始めなければなりません。しばらくは、議案書との、「にらめっこ」が続きます。
(*1)一般会計とは、教育・福祉や道路・公園の整備など、主に市の基本的な行政サービスを行う会計のことです。
(*2)一般議案とは、議会の決定を要する議案のうち、予算議案以外のものを言います。例えば、条例の改正や廃止、議決を要する計画の策定などです。
(としひさ)