ご存じですか?「三大生活習慣病」とは。
突然ですがクイズです。
「三大生活習慣病」とは、なんと、なんと、何でしょうか?…
正解は、
「がん」
「心筋梗塞など心臓の病気」
「脳梗塞など脳の血管の病気」の3つです。
この3つの病気で死亡した人は、全国、大分県、大分市共、死亡した人全体の約5割、50.6%を占めています。
一番多いのが「がん」で、全体の27.4%、あと「心臓疾患」15.3%、「脳血管疾患」7.9%と続きます。
6つの大分市の支援施策
健康づくり推進のため、大分市は『自分の健康は自分で守るという意識の高揚を図り、身近な地域での健康づくりを推進します』と謳っています。
『自分の健康は自分で守ってください。市は個人の努力だけでは難しい面をサポートします。』というのが大分市の基本姿勢です。
では、どんなサポートをしてくれているのか紹介します。
大分市では6つの括りに分けて支援計画を立てています。
まず一つ目は『健康寿命延伸に向けた支援』です。
これは『高齢者福祉の充実』でも一部紹介した取り組みです。
例えば、心の健康に関する講演会をひらいたり、受動喫煙対策を勧めたり、介護予防の普及や啓発を行うなどです。
二つ目は『健康づくり活動への支援』です。
健康づくり活動とは、運動習慣を定着させる活動や食育活動のことです。
毎日続けて運動をする…なかなか難しいですね。
私は決まった時間を運動に費やすことはできないのですが、大分県が推奨する「めじろん元気アップ体操」は室内でできるので、一日のうちどこかで3分間体操するようにしています。
でも、たった3分でも毎日となると…。
運動を日常の習慣に取り入れられている方はすごいなと思います。
食育についてですが、食育は食べるに育てると書きます。
「健全な食生活を実践することが出来る人間を育てること」だそうです。
三つ目は「地域に密着した活動の強化」です。
例えば、健康について総合的に相談できる窓口を増やすこと。
子育てサロンや各種団体へもっと支援を広げること。
市からの嘱託で、地域には健康推進委員がいらっしゃいますが、そういった方々と協力して健康づくりを進めること。などです。
そのほかに
『健康審査体制の充実』
『心の健康づくり』
『感染症予防のための啓発・情報提供』
などがあります。
市民の皆さまの、健康寿命のために
大分市議会は、平成30年『大分市健康づくり推進条例』を制定しました。
大分市のこれまでの疾病対策は、「早期発見・早期治療」、所謂「二次予防」に力を入れていました。
ですが、令和2年に策定された大分市総合計画では、「適切な生活習慣を身に着けることにより健康を増進し病気を予防する一次予防」に重点を置きなおしました。
これは議会が制定した、大分市健康づくり推進条例に基づいたものです。
市民の皆さんが、健康寿命をのばし、生き生きと暮らしていただけるためのに、大分市では万全のサポートができるよう、ほかにもたくさんの取り組みがあります。
いつでもご相談ください。