事務事業評価

としひさより

大分市が実施した事務事業(仕事・活動)を、毎年度議会が評価しています。
議会の5つの分科会で厳選した15の事業を5段階で評価します。
【評価区分】
1.拡充(予算を増額して事業を行うべきである)
2.継続(予算、事業内容ともに現状を維持すべきである)
3.改善の上で継続(予算を維持し、または縮小した上で事業内容を改善すべきである。
4.終期設定し終了(時期を定め事業を終了すべきである)
5.休止・廃止(事業を次年度から休止、廃止すべきである)

令和5年度決算に関する事務事業評価がきょう確定しました。拡充 6、継続 6、改善の上で継続 2、終期設定し終了 1でした。
拡充という評価が例年に比べて多くありました。
わたしが分科会長を務める建設分科会でも『道路維持費(道路維持課)』を拡充としました。この事業は『市道のパトロールなど予防保全的な対応に努めるとともに、不具合箇所への迅速な補修等に務める』ものです。
拡充の理由は『管理道路の老朽化による修繕要望の増加や、労務単価・資材価格の上昇傾向が続いている状況を踏まえ、市民からの要望に可能な限り迅速に対応できるよう、職員の配置状況を見直すと共に、さらなる維持管理に努めることを求め、拡充とした』としました。
15の事務事業評価に対する来年度予算への反映状況は、来年3月の第1回定例会で執行部から報告があります。2012年(平成24年)に事務事業評価を開始して以来、概ね議会の評価を重く受け止めてくれていると思います。
(としひさ)

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