二酸化炭素排出量について

としひさより

「プラスチックとペットボトルは再資源化するよりも燃料として燃やしたほうが二酸化炭素排出量は少ないようですが、技術革新でリサイクルしたほうが環境にやさしくなったのでしょうか。」

先週、上記の『お声』をいただきました。ありがとうございました。
担当課に確認したところ、「少しお時間をください」ということで、きょうの説明となりました。

内容は以下の通りです。
1.廃プラスチックをリサイクルした場合とリサイクルしない場合について、ライフサイクルアセスメント(LCA)という手法で評価した場合、リサイクルした方が、CO2排出量は少ない。

1.ライフサイクルアセスメント(LCA)とは、その製品がゴミになってからだけでなく、原料採取から生産、使用、廃棄処理又はリサイクルまでのライフサイクル全体を検証する考え方に基づき、客観的・定量的に環境への影響を評価する手法。
原料採取(CO2排出) 輸送(CO2排出) 生産(CO2排出) ➡ 輸送(CO2排出)
➡ 使用(CO2排出) ➡ 輸送(CO2排出) ➡ リサイクル(CO2排出) ➡ 輸送(CO2排出)
➡ 廃棄(CO2排出)

この評価・検討は、『海洋プラスチック問題対応協議会』が『一般社団法人プラスチック循環利用協会』に委託して、2019年5月に提出された報告。 
なお、廃プラスチックを単純焼却した場合と有効利用した場合の比較については、国、県、研究機関等の資料を探したが見つからなかった。

以上の報告を受けました。
(としひさ)

タイトルとURLをコピーしました