高校では、今年2022年4月から、『公共』という新科目の授業がスタートしました。1年生または2年生必須です。
【 公共が導入された直接的背景 】
・選挙権年齢の18歳以上への引き下げ
・成年年齢の18歳への引き下げ
【 公共はどんな科目か?学習指導要領 】
・・・これからの社会を創り出していく子どもたちが、社会や世界に向き合い関わり合い、自らの人生を切り開いていくために必要な資質・能力を効果的に育むための中核を担う科目・・・。
【 公共はどんな科目か?教科書の解説 】
・・・さまざまな社会的課題に対して、適切に判断し、解決する力を身に付けることを目的としています。
ことなる考えや価値観の人たちが、どのように合意をつくり、社会を築いていくかを学ぶための教科です。そのためには単なる知識の習得だけでは足りません。現実社会をどう捉えるかという対話的で深い学びが必要です。
【 具体的テーマ(例) 】
・初めての選挙 誰に投票する?
・生徒会予算をどう配分する?
・国民投票は本当にベストな方法か?
・直接民主制は優れた民主政治の方法といえるか?
・忘れられる権利は認められるべきか?
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どれも正解は1つではありません。
「公共は、2025(令和7)年度大学入学共通テストからテストに登場する(必須科目)」と書かれていました。
テストを受ける自分の姿を想像してみました。何点取れるか?心配になりました。低い点数は、議員として恥ずかしいと思いました。『公共』の問題集を買ってきて勉強したいと思います。
(としひさ)