参院選大分選挙区は、自民党新人『古庄はるとも候補』が勝利しました。大分県下全域から、22万8,417票いただきました。古庄候補が初挑戦した6年前は、27万693票での落選でした。一見すると、当選はしたが4万2,276票減らしています。原因は大きく2つだと思います。有権者の減少と投票率の低下です。
(今回) (6年前) (今回÷6年前)
(有権者数) 95万511人 98万9,619人 ① 0. 9604
(投票率) 52.98% 58.38% ② 0. 9075
*『投票率は、過去最低だった前回19年を2.44ポイント上回った』と報道等で言われているのは、3年前の参院選です。
今回の古庄候補の得票数を割り戻してみます。
(今回の得票数)÷(①有権者の減少率)÷(②投票率の低下率)
22万8,417票 ÷ 0. 9604 ÷ 0. 9075 = 26万2,077票
となります。前回が27万693票だったので、ほぼ前回並みの数字になります。
『ほぼ前回並みの数字』を『是』とするか『非』とするか、それぞれの立場と考え方によって違います。わたしは『非』とします。
(としひさ)