見終わった資料などの裏面をメモ用紙として使っています。『じくじたるおもい』と走り書きしたメモが出てきました。後から語源を調べてみようと思いながら書いた、かすかな記憶があります。きょう、調べてみました。
【忸怩たる思い（じくじたるおもい）】
意味１ 恥と思い、悔いること
意味２ 結果などが、自分のこととは言え、とても悔しいさま
≪同じような意味の言葉≫
自責の念にかられる、思い返しては身もだえする、自己嫌悪に陥る、我ながらふがいない、我ながら情けない、我ながら恥ずかしい
【忸怩（じくじ）の由来】
「忸（じく）」は「はじる」とも読みます。「怩（じ）」も「はじる」と読みます。「恥じる」と「恥じる」が2つ重なって「すごく恥ずかしい」が由来だそうです。
わたしは、忸怩（じくじ）たる思いがよみがえってくると、無意識に「ア～ッ」とか「ウッ」とか「ミェッ」とか、自分でも訳の分からない声が出るクセがあります（ブログR4,2,5）。
きょう、『忸怩（じくじ）』という漢字をはじめてみました。難しい覚えにくい字です。忸怩たる思いがよみがえりそうになったら、『忸怩ってどんな漢字だったっけ』と考えるクセをつけてみようと思います。『声が出るクセを、一瞬考えるクセで直せそうだ』と思いました。
（としひさ）
