大分市 今後の感染症対策について

新型コロナウイルスの感染者数が、全国で再び急増に転じてしまいました。大分県でも、1日の新規感染者数が、初めて1,000人を超え1,113人となってしまいました。これまでの最高は668人でした。県は、4段階の総合的な状況評価を「ステージ2(漸増(*1))」から「ステージ3(急増)」へ引き上げました。大分市でも、19日連続して前の週の同じ曜日よりも陽性患者数が増加しています。

急拡大を受け、大分市は、きのう(7月12日)、『大分市新型コロナウイルス感染症対策本部会議』を開きました。メンバーは市長、副市長、教育長、水道事業管理者ほか、すべての部局の部長です。

≪対策会議で決まった主なこと・報告事項≫
【抗原検査センター開設時間の延長 7月15日(金)より】
・大分駅前抗原検査センター
午前9時~午後10時(最終受付時刻は午後9時30分)*1時間延長
・鶴崎検査所、明野検査所
午前10時~午後7時(最終受付時刻は午後6時30分)*2時間延長
【ワクチン追加接種(4回目)】
3回目接種から5か月以上経過する60歳以上の方の接種券を順次発送しています。
(集団接種会場)
大分子ども病院、九州電力大分支店、県営接種センター(県庁内)
(臨時に開設する会場)
・稙田支所:7/16(土)、7/17(日)
・大在支所:7/23(土)、7/24(日)
・大南支所:7/30(土)、7/31(日)
*支所会場の開設時間は、いずれも午前9時~午後6時となっています。接種後の症状観察のため、最後の方は、午後5時30分頃の注射となります。
【今後の方針について(イベント対応)】
現在の状況下においては行動制限を実施せず、基本的な感染症防止対策を徹底した上で行事等は開催する。
①本場鶴崎踊大会・ななせの火群祭り
出演団体ごとに検温と手指消毒を実施する。
②大分七夕まつり
出演者・スタッフ対象に抗原検査キット5,500人分を用意、事前に各団体に配布する。
出演48時間以内の検温を要請する。

大分市議会も、つい先日、市外への委員会・議員個人の視察を、十分なコロナ対策の制約を付した上で許可したところでした。再考しなければならないと思います。
(としひさ)

(*1)漸増(ぜんぞう):次第に増えること。

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