後期高齢者医療保険という制度があります。75歳以上の方と、65歳以上で一定の障がいがあると認定された方が加入する保険です。都道府県ごとに、それぞれの都道府県内すべての市区町村が加入する広域連合により運営されています。
きょうは、大分県後期高齢者医療広域連合の、令和4年第1回定例会が開催されました。
予算案とともに保険料率の改定案が広域連合長から提案されました。改定案は、1人当たりの保険料額58,540円を63,496円にしようとするものです。
執行部の提案理由としては、『令和4年度から団塊の世代が後期高齢者となり始める。医療給付費の増加は避けられない。改定にあたっては、剰余金22億円(予定)ほか、大分県に設置されている後期高齢者医療財政安定化基金9億円も投入する方向で県と協議している。また、国から示された窓口負担割合の見直しや診療報酬の改定による医療給付費への影響額も反映させ試算を行った』とのことでした。
一部反対意見がありましたが可決されました。
(としひさ)