意見交換をしました

としひさより

『不登校の状態にある児童生徒に対する今後の大分市の方針について』、教育長と意見交換しました。

テーマを4つに絞りました。
●フリースクールと学校現場との連携強化について
●不登校特例校の大分県、大分市への導入の可能性について
●大分市の新しい不登校対策(制度)について
●不登校対策の根幹となる課題について

約30分の意見交換でした。教育長の考え方や、大分市の現状を聞きながら、以下2つの主張をしました。
1.不登校の状態にある児童生徒に対し、不登校を『悪(あく)』ととらえる時代があった。今は『学校生活の中で起こりえる事象』としてとらえてくれる人が多くなってきたと思う。『学校の中の居場所』を少しずつだが整えてくれていると思う。(例えばスクール・ライフ・サポーター制度など:ブログR4.12.26)しかし、最終的には制度ではなく制度を運用する『人』の問題だと思う。『人』の接し方が10割と言って良いくらい大きな比重を占めていると思う。
学校により温度差が生じている。教育委員会がリードし、学校による温度差をなくしてほしい。
2.不登校特例校制度については、調査研究が必要だと思う。2017年(平成29年)以降、設置が国と地方公共団体の努力義務とされたにもかかわらず、全国で21校しか設置されておらず、その半数が首都圏に集中し、中国、北陸地方には1校もない。九州には鹿児島に1校あるだけ。
設置が進まない原因と対策について、再度教育長と意見交換の時間が欲しい。(教育長があす(17日)から、他市に設置されている不登校特例校の視察に行くという話を受けての提案)
不登校特例校は設置するにしても時間がかかる。まず、フリースクールと学校現場との連携強化を更に図っていくべきではないか。

以上2点を踏まえ、次回から具体的な話に入っていきたいと思っています。
(としひさ)

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