事務事業評価

としひさより

大分市の事業のうち、毎年15の事業について『評価』をしています。議会としての評価です(事務事業評価)。目的は、予算編成の段階から議会として積極的に関わっていくためです。今後も(市長の予算提案権に抵触しない範囲で)予算編成に関わっていきたいと思います。そのためには新たな制度の創設が必要だと感じています。

いま行っている『評価』の対象となる事業は、今年度から翌年度以降も続く事業に限られています。評価結果の区分と、評価の基準は以下のように定めています。
1.「拡充」:予算を増額して事業を行うべきである。
2.「継続」:予算、事業内容ともに現状を維持すべきである。
3.「改善の上で継続」:現行の予算の範囲内において、事業内容を改善すべきである。
4.「期間設定して終了」:期間を定め事業を終了すべきである。
5.「休止・廃止」:事業を次年度から休止・廃止すべきである。

今年度評価した15事業のうち、「拡充」は2事業、「継続」は5事業、「改善のうえで継続」は7事業、「終期設定して終了」は1事業、「休止・廃止」はありませんでした。
【拡充と評価した事業】
1.不登校児童生徒支援事業
(拡充とした理由)一部抜粋
今後は、児童生徒が不登校となる要因等の調査に努めるとともに、児童生徒へのきめ細かな支援・援助が可能となるようスクールライフサポーター(*1)の配置校を増やしていく必要がある。➡拡充
(*1) スクールライフサポーターの仕事
①学校に登校はできるが教室には行けない児童生徒が、教室復帰できるよう支援・援助する。
②登校に無気力さや不安を抱える児童生徒が、安心して登校できるよう支援・援助する。
③支援教室において、主に社会的自立や教室復帰に向かう支援を行い、必要に応じて来室した児童生徒の学習を支援する。
2.有害鳥獣対策事業
(拡充とした理由)一部抜粋
本市における農作物等の被害は依然深刻な状況である。また、有害鳥獣の住宅地等への出没による人的被害も懸念される。鳥獣被害を減らすため、今後も大分市猟友会等との連携も含め、捕獲や追い払いなどを行う人員の確保に努めるなど、一層の対策強化を求め、拡充とした。

以上が現行の『議会の意見を翌年度の予算編成に反映してもらうためのシステム』で行った評価結果の一部です。今後は、12月議会で成立させた『若者応援条例』と連動させる形で、若者と一緒に予算を考え、そして反映させていくシステムを構築できないか、考えていきたいと思います。
(としひさ)

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