葬儀と葬式

としひさより

きのう、ふと、『仏教 葬儀 葬式 違い』について検索してみました。違いはないだろうと思いながらの検索でした。結果、『葬儀』と『葬式』は、本来は違う概念であったことを初めて知りました。

【葬儀】
4つの概念がありました。
●葬儀は、お通夜のあと、一般的には次の日、故人を弔うために僧侶が読経や焼香をする儀式。
●葬儀は、近年、葬儀(僧侶の読経や焼香)という概念に、告別式*を含めることが多い。しかし実際には別物であり、葬儀は宗教的な儀式、告別式は社会的な式典という違いがある。
(*)告別式:喪主を含めたすべての参列者が焼香または献花を通して故人とお別れをする儀式。現在の告別式の形は合理的で簡素なお葬式が求められた明治30年頃に始まったといわれている。
●葬儀は、厳密には葬儀式といい、遺族が故人の冥福を祈り、あの世へと見送る一連の流れのこと。
●葬儀は、『看取り(みとり)、納棺、通夜、葬儀、告別式、納骨、四十九日』という一連の流れを表す『葬送儀礼』の略称として使われることもある。

【葬式】
2つの概念がありました。
●葬式は、葬儀(僧侶の読経や焼香)と告別式をあわせたもの。
●葬式は、通夜式、葬儀式、告別式、火葬など全体の流れのこと。

わたしの中では、葬儀とは○○、葬式とは○○という結論が出せませんでした。とりあえず、わが家の宗派である浄土宗の概念を、今度和尚さまにお会いした時聞いてみようと思います。それまでは、「葬儀と葬式は、本来は違う概念」ということだけ覚えておきます。時間・場所・場面(TPO)で使い分ける必要があれば、その時になって使い分けを考えてみようと思います。
(としひさ)

タイトルとURLをコピーしました