投票行動が政治を変える

としひさより

きょう19日、第49回衆議院議員 総選挙が公示されました。『公示』と『告示』の使い分けについては、以前のブログに書かせていただきました。宜しければご参照ください(ブログ2.11)。

選挙年齢が「18歳以上」になってから、2回目の衆議院選挙となります。国政選挙としては4回目です。(2016年参議院、2017年衆議院、2019年参議院、そして今回の衆議院です。)

過去3回の国政選挙、過去2回の大分市議会議員選挙での、大分市の投票率は次の通りです。       
          (18歳) (19歳)  (全体)      
2016年参院選    47.60%  37.46%  55.12% 
           ⇓     ⇓      ⇓         
2017年衆院選    47.21%  27.65%  51.99%
           ⇓     ⇓      ⇓                
2019年参院選    29.96%  20.92%  45.91%   

2017年大分市議選  48.92%  29.99%  48.18%
           ⇓     ⇓      ⇓           
2021年大分市議選  46.35%  30.17%  46.18%  

投票率については、『18歳選挙権の導入以来、18歳、19歳の投票率は低下を続けてきた』と、よく言われます。全体の投票率と19歳の投票率は低下傾向にあります。18歳、19歳を合わせた投票率も低下傾向にあります。
しかし、18歳だけを見た投票率は、決して高いとは言えませんが、46~48%くらいを維持してくれています。過去2回の市議会議員選挙では、2回とも全体の投票率を上回ってくれています。2019年の参院選だけ 29.96%と異常に低かったのは、投票が夏休みと重なった為ではないか?と言われています。

今回の第49回衆議院議員 総選挙、ぜひ投票行動を起こしていただきたいと思います。
そして、今回の投票結果を受け、
(1) 投票行動に変化はあったか
(2) これまで、18歳で選挙に行った人が19歳になって行かなかった理由は? さらなる『分析』と『対策』
(3) これまで、18歳で選挙に行かなかった理由は? さらなる『分析』と『対策』
(4) 長期休暇と重なった時の『対策』
等、議会として調査・研究していかなければなりません。
調査研究した成果を、今、大分市議会が取り組んでいる、(仮称)大分市若者参画条例に反映させていかなければなりません。
なんとか、若い人たちが政治にも参画できる、参画して貰える、実効性のある条例にしなければならないと思っています。
(としひさ)

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