きょうは、文字通り抜けるように澄んだ青空でした。青い空のもと、地元・鉾(ほこ)神社で秋の大祭がありました。
コロナ禍で、3年前2年前は、『お神輿(おみこし=神様が地域を回るために乗る乗り物)』も、『曳山(ひきやま=飾りをした山車(だし=祭礼で引いたり担いだりする出し物の総称))』もなく、『神事』のみのお祭りでした。1年前は、『お神輿(おみこし)巡行』はできませんでしたが、『曳山(ひきやま)』は復活しました。今年はまだ用心して1年前と同じ形式となりました。
それでも祭りはいいものです。久しぶりに会う顔見知りと「ヨー」「ヤー」と声をかけあい、すぐに一体感が生まれます。神社から『御旅所(おたびしょ=祭礼で御神体を乗せた神輿(みこし)が休憩するところ)』まで往復約1時間半、『曳山』の前のロープを引っぱる人も、後ろのブレーキ役の人も、曳山に乗り込み太鼓をたたく小学生も、お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんと手をつないで後ろからついてくる小さな子どもも、先導役も交通整理の消防団員も、みんなの心が1つになった1時間半でした。心が笑顔になった1時間半でした。
(としひさ)