意見交換会(議会モニター制度)

としひさより

「市議会議員にどんなイメージ持っていますか」という質問を、議員から大学の学生さんにしてみました。答えてくれたのは、12月議会(令和5年第4回定例会)で議会モニター(*1)をお願いしている大分大学の学生さん12人です。全員経済学部の3年生で青野ゼミを受講している学生さんたちです。大分市議会 議会活性化推進会議のメンバー11人と、学生さんたちとの意見交換会の場で、「イメージの質問」は出ました。

意見交換は3つのグループに分かれておこないましたが、それぞれのグループで、同じような質問が出たようです。今回の活性化推進会議は珍しく1期生議員が多いので「イメージが気になっているのかな」と思いました。

わたしの入ったグループは学生さん4人、議員3人でした。イメージについて、様々な答えが返ってきましたが、4人の学生さんに共通したのは「かたい」という言葉でした。
「かたい」は、様々な意味に取ることが出来ます。わたしは「自分とは縁がない。なじみが薄いというイメージが、かたいという言葉になったのかな」と思いました
市議会議員の売りの1つは「市民に1番身近な議員」です。「学生さんに持たれている市議会議員はかたいというイメージを変えていかなければならない」と思いました。まず、「この場の雰囲気、イメージから変えよう」とかたく決心しました。
4人の発言が終わるのを待って、「よぉし、かたいと言われたから、きょうは平口でいくよ。さっきまで、何々するのですか?と丁寧に言っていたけど、これからは、何々するの、でいくよ」と言うと、議員からも学生さんからもドッと笑いが起きました。

議会モニターは、12人の学生さんのうち10人が初めての体験です。緊張していた学生さんもいたようです。笑いと笑顔いっぱいの意見交換会にしようと思いました。グループトーク後のグループごとの発表の場でも、出来るだけなごやかな雰囲気になるよう、司会をしながら工夫をしてみました。さすがに順応性の高い学生さんたちです。すぐにリラックスしてくれました。グループごとの発表を聞く限り、他のグループもかなり突っ込んだ話ができたようです。

12月18日、モニター後の意見交換会を再度行います。何をモニターし、どんな意見を出してくれるか、楽しみです。
(としひさ)

(*1)議会モニター: 大分市議会がR3年度から受け入れを始めた『若年層に特化した議会モニター制度』です。

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