ご近所さんから太さ34㎝、長さ45㎝の巨大大根をいただきました。初めて見る大きさでした。「ハートフルウェーブ(R3.6.10)の子どもたちに見せたい」と思いました。「わぁ~、すごい、大きい~とはしゃぐ姿をみて見たい」と思いました。
約20分、ハートフルウェーブまで車を走らせました。居合わせた先生が玄関を開けてくれました。「子どもたちに巨大大根を見せたいんですが」というと、ニコニコ笑いながら部屋に通してくれました。部屋には小学校1~2年生くらいの男の子が1人居ました。外で遊んでいる子どもたちを呼んでくるように先生が言ってくれました。部屋の中が3人になりました。
「きょうは、デッカイ大根をみんなに見て欲しくて持って来たんだ」
巨大大根は左手に持ったまま、まだ背中に隠しています。右手に持った普通の大きさの大根を見せて
「これは普通の大きさの大根です」
と言うと、子どもたちは『何が始まるんだろう?』といった顔で、キラキラした目でわたしを見ています。
「おじさんの左手に、きょう、みんなに見て欲しいデッカイ大根があります」
と言った途端
「あっ、見えた。私も見えた。見えた~」
子どもたち3人のうれしそうな声が部屋に響きました。『何か秘密を見つけた』時のようなうれしそうな、得意そうな笑顔です。子どもたちの笑顔を見ていてわたしまで嬉しくなりました。
それからは代わりばんこに普通の大根と巨大大根を持って重さを比べてみたり、食べられるのかわたしに聞いてきたり、ひとしきり巨大大根に興味を持ってくれました。楽しい、しあわせな時間でした。
(としひさ)