巨大大根をハートフルウェーブに持って行った際(ブログR6.2.28)、「すがはいっちょんけん、よけて食べてください(すが入っていますから、除外して食べてください)」と言って大根を渡しました。まだ若い先生でしたが、すのことを知っていました。ちょっと驚きました。
すとは、大根、ごぼう、かぶ、にんじん等の組織にすき間ができて、切ると白く見えるようになり、さらに進むと空洞になっている部分のことです。味や食感は変わりますが、食べることはできるそうです。
家に帰ってから、留守だったハートフルウェーブの代表に「大根にすが入っていて、使いづらくてご迷惑かと思いましたが、子どもたちに巨大大根を見せたくて持っていきました」とメールしました。すをカッコよく漢字で打とうと思い、調べました。すの漢字は、鬆という見たこともない字でした。語源を見てみると、「鬆(す)の音読みは「ショウ」で、松の葉の重なりから向こうが透けて見える様子から来ている」とありました。こんな難しすぎる漢字を使ったらカッコつけ過ぎと思い、メールはひらがなにしました。
ちなみに、茶わん蒸しやプリンを蒸す時、加熱しすぎてスポンジのようになる細かい穴のことも鬆(す)というそうです。知りませんでした。
(としひさ)