さくら

としひさより

亡き母が植えたソメイヨシノが、きのう満開になりました。植えたのは30年くらい前だったと思います。30年経って樹高が5~6メートルにもなりました。

ふと思いつき、「さくら」という名の由来を調べてみました。7つ出てきました。(7つ以上あるそうです)日本の代名詞ともいえる「さくら」に定説がないとは思いもしませんでした。

由来の1つを紹介します。
【古事記や日本書紀にでてくる火の神様 木花咲弥姫命(このは さくやひめ のみこと)が、富士山の上空から桜の種をまいたという逸話があります。「さくや」が「さくら」に変化したという説】

「桜」という漢字の成り立ちも載っていました。
【「桜」の旧字体は「櫻」です。「櫻」という字には「めぐらす、とりまく」などの意味があります。2つ並んだ「貝」は子安貝の首飾りをあらわしています。たわわに「さくらんぼ」が実った桜の木を「首飾りをつけた女性」に見立てた漢字が「櫻」です】
漢字の成り立ちについてはこの説しか見つけることができませんでした。

きょうは、雨にけぶる(*1)桜を見ながら亡き母を偲びたいと思います。
(としひさ)

(*1)けぶる: 雨や霧などがかかって見えにくい状態になること。(ネット辞書より)

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