わが家の前と後ろには『お地蔵さま』が1体ずつ安置されています。1年に1度だけ玄関先にお移りいただきます。今年はきのう移っていただきました。
きょう、雨の中、近隣の子どもたちが『お地蔵さま』に手を合わせに来てくれました。子どもたちは10円玉をお地蔵さまの前に置き、手を合わせ、お菓子をもらって帰ります。『おせったい(お接待)』と呼ばれる伝統行事です。コロナ禍で中断していましたが、去年復活しました。(ブログR5.5.7)
子どもたちだけで来ることもありますが、多くはお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん等と一緒に、隣近所さそい合わせて来ます。ワイワイ楽しそうに話しながら歩いて来ます。お菓子を渡す妻や近所の人たちも、「大きくなったわねぇ」とか、「何年生になったの?」とか、何くれとなく(*1)話しかけながら、楽しそうにお菓子を渡しています。
お地蔵さまの前が、人間関係をつくる良いコミュニケーションの場になっています。
(としひさ)
(*1)何くれとなく: あれこれと定めることもなく、いろいろ。